卓球でスマッシュが入る打ち方と練習方法
スマッシュって簡単そうに見えて難しいのには、理由がありました。
それは、考え方なんです。
打ち方も大事なんですが、どんなふうに考えて練習すればいいのか?
今日は私の経験もふまえてお伝えしていきます。
(1)卓球でスマッシュが入る打ち方
スマッシュって何で打つのが難しいと思いますか?
卓球マシーンが考える理由は、以下の2つです。
これらを自分自身でつかんでいないことが原因です。
これをクリアにすれば、決定率がグンと上がります。
しっかりコツつかんで、相手に流れを渡さず、押し切ってしまいましょう(@^^)/~~~
①ラケット角度
②打点の位置
「何だ、こんなことか。どこにでも書いてあるし。」
これなんです。
言葉にするとメッチャ簡単です。
ではなぜ難しいのか?
それは一人ひとりの感覚が違うからです。
また体格、動くスピード、視力だって違います。
感覚で理解していないと難しいのに、言葉で理解しようとする。
だからいつまでたっても難しい技になってしまうのです。
ではどうすれば、自分だけの①と②の感覚を身に付けることができるのか?
それを次の章で紹介します。
(2)卓球でスマッシュが入る練習方法と考え方
自分だけの感覚が身に付く練習方法ってあるの?
こんな言葉が聞こえてきそうです。
はい、あります。
それではお伝えします。
それは・・・
多球練習です。
「やっぱり、そんなことか。いつもやってるし。」
ここで意識してほしいことがあります。
上の①と②を思い出してください。
①ラケット角度
②打点の位置
①と②を少しずつ変えてください。
スマッシュが入った時のラケット角度、打点。
スマッシュにスピードが出なかった時のラケット角度、打点。
ミスした時のラケット角度、打点。
どんな角度なら入っているか、またはミスしたか。
どの打点だったら入っているか、またはミスしたか。
入ることと、ミスすることは紙一重です。
必ずセットで覚えて下さい。
これがうまくいく、考え方です。
なぜ入ることと、ミスすることがこれほど紙一重なのかはわかりますか?
(3)卓球のスマッシュのスピードは時速何キロ??
トップクラスの選手で約時速80キロメートルくらいだと言われています。
これは野球でいえば、160キロメートルの体感があるみたいです。
相手選手と自分の距離、飛んでくる時間を計算したら、こんな感じです。
我々ですと、時速約40~50キロくらいでしょうか。
それでもバッティングセンターくらいは普通に出ています。
ですが、野球は自分のタイミングで投げることがきます。
対して卓球はコースや回転の変化に対応しながら、ラリー中にスマッシュを打ちます。
スマッシュって本当に難しい技術なんです。
それだけに微妙なラケット角度や、打点のずれが命取りとなるのです。
だからいつも狙える技ではありません。
そう、攻撃は常にドライブとスマッシュの使い分けが重要になってきます。
(4)スマッシュとドライブを使い分ける
スマッシュとドライブは使い分けろ!
よく言われませんか?
そしてこんな経験はありませんか?
本当はドライブで打たないといけなにのに、無理してスマッシュを打ってしまった。
その結果、ミスして失点してしまった。
そのミスをきっかけにスマッシュを打てなくなり、逆転負けをしてしまった。
なぜこんなことになってしまうのでしょうか?
やはり(2)で話した自分のポイントがわかっていないのだと思います。
自分のスマッシュが入るラケット角度と打点を知る。
それ以外のボールが来たらドライブする。
その使い分けるポイントを見つけるのも(2)の練習が重要になってきます。
合わせてやってほしいです。
そうそう、大事なことを言い忘れていました。
もう一つ使い分けるポイントがありました。
それは・・・
【打つ前の準備】
スマッシュが無理でドライブに切り替える。
これは「打つ前の準備」ができていないと、切り替えることが難しいです。
いわゆる基本姿勢というやつです。
今日書いてあることを意識して練習できれば、スマッシュミスは確実に減ります。
ミスして流れを相手に渡すこともありません。
スマッシュするのが怖いという方は、下に「今日のおさらい」を書いておきます。
なので、すぐにでもここに書いてあることを練習してほしいです。
・今日のおさらい
(1)卓球のスマッシュが入る打ち方があります。
それは自分自身の・・・
①ラケット角度
②打点の位置
を知ることです。
(2)卓球でスマッシュが入る練習方法と考え方
多球練習において、以下のことを感覚でマスターしてください。
スマッシュが入った時のラケット角度、打点。
スマッシュにスピードが出なかった時のラケット角度、打点。
ミスした時のラケット角度、打点。
(3)スマッシュはラリー中の微妙なラケット角度や、打点のずれが命取りになる。
(4)「打つ前の準備」がスマッシュとドライブを使い分けるカギになる
スマッシュにおいて大事なことを話してきました。
今日を自滅の日々から抜け出す第一歩にしましょう(#^^#)
応援しています(*^^*)